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2010年度ドイツ第2回J.S.バッハ国際ギターコンクール


現代ギター誌掲載のコンクールレポート記事

 

”ハーモニー”に掲載された2010ドイツバッハコンクール1”ハーモニー”に掲載された2010ドイツバッハコンクール2

”ハーモニー”に掲載された記事

 

Normal 0 21 レポート
第2回J.S.バッハ国際ギターコンクールと 39回ライスバッハ国際ギターセミナー

2010年8月にドイツ ライスバッハで 第2回J.S.バッハ国際ギターコンクールがドイツ ハウザーギター財団とライスバッハ市の共催により開かれ、8月6日の第1次予選に 地元ドイツを始め、ポーランド、アメリカ、中国、日本 そしてイタリアから14名がエントリーしました。
今年の審査員はFrancisco Arcon(西)、Flavio Ciatto教授(伊)、Frank-Johannes Pokrzywniak教授(独)、Guido Aigner(独)、加藤政幸(日)の5名。
8月7日の本選には昨年2位受賞したTristan Angenendtを始め, Aliosha de Santos
Martin Hegel, Marco Corsi, Filadelfio Cordiali, Philipp Fehler の6人が勝ち進み、 日本のバッハコンクールで入賞した小林荘友がこれに加わり7名でのファイナル公開演奏となった。
イタリアで賞を取っているFrancesco Teopini, アメリカから参加し自作品を力強く演奏したEva Beneke、 L.Brouwerの Tres Apuntesを見事に弾いた Alexander Palm, 中国から参加のQingchuan Li は大変惜しくも本選出場と成らなかった。

バッハの課題曲演奏は1次ではブーレ、本選ではアルマンド(それぞれリュート組曲1番より)で, 各演奏者の1次と本選の自由曲は次のとうり。

Aliosha de Santos, 1次Sevilla / I.Albeniz, Pensiamento Espanol / J.Broca
本選 Sonata K.380, K1 / D.Scarlatti, Scherzo Vals / M.Llobet
Marco Corsi, 1次 Kozunbaba I +IV / C.Domeniconi
本選 Andreina, Natalia / A.Lauro, Fuoco / R.Dyens, Tarantella / M.C.Tedesco
Philipp Fehler 1次 La Catedral / A.Barrios
本選 Haendel Variationen / M.Giuliani
小林荘友 1次 Saudades III / R.Dyens
本選 Sonata / J.Turina
Filadelfio Cordiali1次 Etude 11 & H.Villa-Lobos
本選 Reverie & G.Regondi, Gugie / J.S.Bach (BWV997)
Tristan Angenendt1次 Etude 1 / H.Villa-Lobos, Sevilla / I.Albeniz
本選 Introduction et caprice / G.Regondi
Martin Hegel 1次 Rafaga / J.Turina, Cancion y Danza / A. RuizPipo
本選 Fandango con variations / D.Aguado, Etude 7 + 8 / H.Villa-Lobos

本選審査結果、審査員全員一致でMartin Hegelの1位と極めて僅差でのTristan Angenendtの 2位受賞となった。
上位2人と他との差があまりにも大きく開いたため3位を与えるかが審査員の中で協議されたが 結局3位が 無難な演奏をしたPhilipp Fehler, そして 4位は テクニックで優れていたがダイナミズムと色彩感不足のAliosha de Santosに僅差で決定した。
昨年3位のFiladelfio Cordialiはファイナリストに留まった。
8月7日当日 行われた受賞式にはライスバッハ市長Sepp Steinberger氏とバイエルン州副知事Heinrich Trapp氏が参列、会場での挨拶で来年もスポンサーとして援助をする事や このコンクールへの期待を述べた。受賞者、ファイナリスト全員に 市とバイエルン州の本や せともの等の記念品の授与が賞状、賞金、賞品(ラ
マンチャ ギター、ハナバッハ絃等、サヴァレス絃等)の授与の後 贈られた。
地元の新聞もこのコンクールを大きく取り上げました。(写真)
1位受賞のMartin Hegelは1次、本選を道してコンディションに左右されない圧倒的に完璧な演奏をし、2位のTristan Angenendtは技巧的に優れ 華やかで魅力的な歌いまわしをした。
Martin Hegelは来年2011年5月8日の日本でのバッハコンクールのゲスト演奏に出演するので 是非お楽しみに。


このコンクールに先駆け7月31日より8月5日まで39回ライスバッハ国際ギターセミナーが開催されました。講師はFrancisco Arcon(西)、Flavio Ciatto教授(伊)、Guido Aigner(独)、Buck Wolters(独)、加藤政幸(日)の5名。7月31日には加藤政幸と8月4日にはBuck Woltersのコンサートがそれぞれ行われ
8月5日には2時間を越える盛会な参加者コンサートでセミナーの幕が閉じました。(写真)
セミナーとコンクールを道して、イタリア人達のギターを歌わせる力、ドイツ人達の音楽の構成力、アナリーゼ力、アメリカ人の音楽に対する自由な姿勢、ポーランドやチェコ、スロバキア人達の年齢、ギターキャリアに関係なく確実にそれぞれが持っている音楽の “ 血“
などを強く感じさせられた事を日本からの参加者が述べていた事が印象に残った。
色んな習慣や音楽土壌の国々の人たちが集まって1週間近くを1日中(時には
明け方まで)過ごすのは楽しく、実りが多い国際交流なのでしょう。

2010年8月10日
ドイツ ライスバッハにて 加藤政幸

 
 

 

 


審査員

 


1位 Martin Hegel

 

バッハコンクール プログラム 2
2位 Tristan Angenendt

 

Martin_Hegel
1位 Martin_Hegel

Tristan_Angenendt
2位 Tristan_Angenendt

Phillip_Fehler
3位 Phillip_Fehler

Aliosha_de Santos
4位 Aliosha_de Santos

 


表彰後の記念写真

 

 

 

 


コンクールを取り上げた地元の新聞

 

 

 

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